ホームページで成果を出すための、”事業の弱点”の取り扱い方

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こんにちは、メディアワークスの舘口(@Tateguchi_T)です

今日は、ホームページやSEOで、成約率を高める手法、「弱点」の取り扱い方について解説していきます。

昨今、事業者においては成果をあげるために“欠点は徹底的に隠すべき”と過度に思われている傾向があります。

しかし、実は欠点を真っ先に晒すことで、成果が飛躍的に向上します。

目次

ホームページで、弱点を隠さない姿勢で得られる信頼関係

  • 「デザインは微妙ですが、性能はピカイチ」
  • 「駅から遠いけど、家の造りは最高」
  • 「愛想はよくないが、味は天下一品」

このように“あえて”隠さない表現は、長期的な信頼関係への基盤ともなります。

良い所ばかり話す▷補足で最後に弱点ではなく、

真っ先に“最大の欠点”に開示することで「バイアス除去/アンカリング回避/先入観のリセット」のトリプル作用が働き、情報全体の信頼性と浸透度は、圧倒的に高まります。

私は認定心理士の資格を保有しWEBマーケティング事業に活用していますが、心理学的にみても、弱点を真っ先に開示する姿勢は有用です。

バイアス除去・アンカリング回避・先入観のリセットとは?

なぜ、「最大の弱点」を真っ先に伝えるのか

バイアス除去・アンカリング回避・先入観のリセットとは?

なぜ、弱点を真っ先に伝えると信頼されるのか?

あえて欠点を最初に開示する方が、顧客からの信頼や納得を得やすくなるケースが多くあります。

これは、人間の心理傾向である「バイアス除去」「アンカリング回避」「先入観のリセット」といった心理効果やトリガーに作用するためです。

良い所を得意げに語る営業マンより、悪い所を簡潔に伝えられるスキルも重要な時代です。

弱点を伝える効果① バイアス除去とは?

「バイアス」とは、個人が持つ認知の偏り思い込みのことです。

人は無意識に、自分の経験や価値観を通して情報を判断しています。

こちら側にそのつもりがなくても、無意識で思われていたりします。

たとえば、「この営業マン、なんか押し売りっぽいな」「売るためのポジショントークだな」と思われた瞬間、どんな良い情報も、伝達力がそがれます。

● あえて弱点を伝えバイアスを外す

顧客の信頼を得るためには、すべてを良く見せようとするのではなく、あえて弱点を先に伝えることが効果的です。

そうすることで、「この人は誠実だ」「信用できる」という印象を与え、無意識にかかる思い込み(認知バイアス)を取り除くことができます。

例:「デザインは古めですが、性能はトップクラスです。」

こうした言い回しは、一見ネガティブに思えます。

しかし、実際は「この人は正直に言う人だな」とポジティブな評価を引き出す導線になります。

ただし、単に弱点を述べるだけでは不十分。

自社商品だけでなく市場全体を客観的に分析し、自社の強み・弱みの立ち位置を明確に把握しておくことが不可欠です。

舘口

顧客にとっての「選ぶ理由」を裏付けるためにも、自社のポジショニングと価値提供の本質を言語化しておくことが重要です。


弱点を伝える効果② アンカリング回避とは?

弱点を伝える効果② アンカリング回避とは?

「アンカリング効果」とは、人が最初に受け取った情報を基準にして、その後の評価を決めてしまう心理現象です。

たとえば、「最高級!完璧!」と最初に伝えたあとに、後から欠点が出てくるとガッカリされてしまいます。

時間をかけて、魅力を伝えても、最後に弱点がでてくるとハシゴをはずされたと感じてしまうこともありますよね。

● ビジネスでの使い方

商品やサービスの欠点を先に開示することで、それ自体が「評価の基準(アンカー)」となり、後に伝える強みがより鮮明に浮き彫りになります。これは「アンカリング効果」を逆手に取った、有効な心理テクニックです。

例:「駅から遠いけど、家の造りは抜群に住みやすい。」

こうした表現は、最初にマイナスを提示することで、それ以上に価値あるポイントが“意外性”とともに強調されるという構造を持っています。

結果として、ただ強みだけを並べるよりも、信頼性・説得力・記憶定着率のすべてが向上します。

弱点を先に伝えることで、ギャップが生まれる。

結果的に、下記のようなメリットが生まれていきます。

  • 強みが“比較対象”なしに伝えられるよりも、際立つ
  • 「思っていたより良い」というギャップが好印象につながる
  • 「最初にマイナス→あとからプラス」の順は、説得力が高くなりやすい

弱点を伝える効果③ 先入観のリセットとは?

人は新しい情報に触れるとき、「これは売り込みでしょ」「こういうパターンね」と先入観を持っています。

これにより、本来の価値を正しく受け取ってもらえないことが多いのです。

先にデメリットを出すことで、「この人はちゃんと真実を話してくれる」、対等な目線で話ができると感じてもらえ、先入観がリセットされて、真っ白な状態で強みを伝えられるようになります。

「最初は使い方に少し慣れが必要です。ただ、慣れれば業務効率が倍になります。」

こういった正直な提示こそが、成果を出すためのカギとなります。


【まとめ】3つの心理効果を活用した信頼構築の順番

心理効果働きかける心理開示順得られる効果
バイアス除去思い込み・疑いの目弱点を先に誠実さ・信頼感
アンカリング回避最初の印象が固定される心理弱点→強み強みが際立つ
先入観のリセット「どうせ売り込み」の警戒心弱点を先に心を開いて聞いてもらえる

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この記事を書いた人

舘口 知弘のアバター 舘口 知弘 メディアワークス株式会社 -代表取締役

私たちは「WEBマーケティングのかかりつけ医」として、中小企業・個人事業主・医療機関・地方自治体などのWEB活用を支援しています。 ホームページ制作、SNS運用、SEO対策などWEB活用した事業成長に向け包括的に支援。「 売上・求人・集客」といった根本的な課題を解決、ビジネスを新たなステージに引き上げます

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