
青森県八戸市、岩手県二戸市を中心に全国からホームページ制作/web作成を承っているメディアワークス株式会社です。
つい先日のこと、初めてお会いした方とホームページ関連のお話になったときに「うちは10年ほど前に100万以上かけてつくったんだよ。だからホームページの更新は必要ないと思っているんだよ」というお話をお伺いしました。
ほんのわずかな隙間(スキマ)の時間での会話だったので「なるほど、そうなんですね!気に入ったデザインでらっしゃるんですね。」という事で、すぐに会話は打ち切られてしまいました。しかし、お時間があれば、いろいろお話をさせて頂きたい事もあったのです。
目次
- 1. お客様のホームページの閲覧環境、必要なセキュリティ、求められるデザインは常に進化している
- 2. ホームページ(web情報)も変えずに変わる。
- 3. 当時の100万かかったものでも、いまは。
- 4. 高い費用のホームページ制作会社の品質がよくて、安い費用のホームページ制作会社の品質が悪い?
- 5. まとめ
お客様のホームページの閲覧環境、必要なセキュリティ、求められるデザインは常に進化している
デザインだけでなく、セキュリティ対策やプログラムコードは日々飛躍的な進化を遂げています。10年前の最先端は、2019年現在ではもはや遠い過去のものになっています。
例えば、10年前の医療知識でストップしている病院に行きたいと思いますか?きっと、行きたいと答える人はいないと思います。ホームページ業界もこの10年で大きく発展しました。
ホームページ制作業界の10年前と言えば、スマートフォンがまだ出始めの時で、スマホからでも見やすいレスポンシブデザインなども体系化されていない時期です。
また、セキュリティ対策についてもSSL搭載(暗号化対策)が標準化されていない時期なので、暗号化されていないホームページは大切な情報が解読されて悪用されてしまうなどの危険性があります。
スマホを想定したレスポンシブデザインでないと、離脱率が高く、お客様がホームページを見るのをストップ、直帰率が高くなってしまうのです。その結果、しっかりホームページ上で情報を伝えられていれば、受注できたかもしれないお客様がホームページから離脱し”機会損失”となってしまいます。
10年前と言えば、デザインもリッチデザインが全盛なので、iPhoneなどで閲覧できないFLASHという技術を使っている可能性もありますので、読み込んでも表示されない場合もでてきてしまいます。
いまや、スマートフォンからのホームページへのアクセス比率が40%を超えているという事、デジタル情報を悪用する人も増えいているという事は、決して無視のできないデータです。
ホームページ制作において大切なのは、いまの流行にあわせたデザインに加えて、2019年という時代のお客様の閲覧環境に順応させたプログラムで提供して、”今を生きる現代のお客様”に快適に閲覧して頂いてはじめて魅力を伝える事ができます。
ホームページ(web情報)も変えずに変わる。
500年以上もの伝統を誇る、東京の銘菓子店“とらや”でも、お客様のニーズ(需要)にあわせて、ほんの少しずつ味を変化させているのだそうです。
私たちは500年前とは生活習慣も、食べ物ものも大きく変わっています。当然、味覚の感覚も、当時より繊細なものになっています。
“美味しい”と感じる基準は、時代によって変化しているのですね。
また、Youtubeなどで昔のテレビCMを見てみると、デザインやセリフ、カメラワーク、タレントの服装や髪型も、その当時の年代のものになっています。当然、地デジではないので画質も粗いです。
例えば、10年以上前から売れ続けているロングセラー商品で、商品名称が同じだからと言って、その当時のCMを2019年現在の地デジ化されたテレビで放送しても、あまり効果は望めないと思います。
逆に古い印象を視聴者に与えてしまい逆効果になる可能性が高いです。つまり、10年という歳月はあっという間なようでいて、気づかないうちに大きく世界は進化しているのです。
いつ食べても美味しい“とらやの羊羹”のように、変わっていないようでいて、変えていく事が大切です。そして、変えるという決断の根本にあるのは、「美味しいものをつくってお客様に喜んでほしい」という理念だと思います。
もし、”とらや”でも変化・進化することを拒否して、かたくなに500年前のレシピのまま押し通していたとしたら、お客様の求める味からズレて世間の支持を失ってしまい、現在において”とらやの羊羹”が食べられなかったという可能性もあります。
有名な格言で”最も強いものは進化に適応(順応)できるもの”という言葉がありますが、ビジネス、そしてホームページ制作においても当てはまると言えるでしょう。
ホームページでも、お客様に“しっかり魅力を伝える”という理念を根本に据えての変化であれば、歓迎されるべきだと考えています。
当時の100万かかったものでも、いまは。
さて、ここまで10年という歳月はデザインも仕組みも大きく変わっていますというお話をしてきました。
確かに昔は、開発環境のコストなどを考えると100万円というホームページも存在しましたが、現代では制作環境も劇的に進歩しています。
例えば、制作工程においてこれまで10時間かかっていた作業が、技術の進化により1時間で終わる事ができるという事もあります。
時間短縮ができる=人件費が節約できる。となり、顧客還元という形で見積価格に反映させることができます。例えば、10年前では100万かかったホームページでも、同じものを作ろうとすると3分の1以下の値段(30万前後)で制作できる可能性が高いのです。
当然、2019年のホームページ制作料金でも構成やページ数、使う技術によっては100万以上というお見積りも存在しますが、10年前に同じ技術でつくろうとすると数倍以上の値段となるのです。
一般論として「高いものはいい」という考えが根強くありますが、ホームページ制作においては完全に当てはまらない事も多いので、ホームページ検討の際はたくさんお見積りをとることをおススメしています。
高い費用のホームページ制作会社の品質がよくて、安い費用のホームページ制作会社の品質が悪い?
ホームページ制作にかかる費用は人件費の割合が大きいです。
例えば、作業が遅くて1週間かかる会社に発注した場合は、1週間分の人件費がかかりますが、まったく同じ作業を効率化し、2日~3日で終わらせることができる会社が担当すればその分お見積りも安くて済みます。
世の中にある高いものがいいという風潮にとらわれず、手ごろな費用で高い品質で制作できるホームページ制作会社をみつけてみましょう。メディアワークスでは、全国からホームページ制作の無料相談を承っております。
問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
まとめ
・10年の間に想像以上に大きく時代は変わっている。
・今の時代にあわせたホームページのデザイン・提供方法を考える。
・ホームページ制作においては、値段と品質が比例しない場合もある。