こんにちは、青森県八戸市のホームページ制作会社メディアワークスの舘口(@Tateguchi_T)です。
最近は、ホームページ制作ツールも充実してきており、自分でつくることもできる時代になってきました。
よく、自分でつくったほうがいいんですか?といった、質問をいただくことも増えてきたので、現役のWEB制作会社が包み隠さず本音で回答していきます。
青森県八戸市でホームページ制作会社を経営している、私が解説していきます。
特徴1、お金コストは節約、時間コストは膨大
ホームページを自分でつくる一番のメリットは、ホームページ制作会社に支払うお金がいらないということです。
特に、最近はコストの合理化が進み、予算がかけられない企業様も多いですし、新規起業・スタートアップの事業主にとっては、まだ売り上げ発生前なので、金銭的なコストを削減できるのは、大きなメリットとなります。
時間コストは膨大
ただし、注意点としては大切な時間を膨大に消費してしまうとことがあげられます。
ホームページ制作には、とにかく時間がかかります。
どの写真を使うか、どんな言葉を伝えるか、ページ構成はどうするか、など検討すべき項目は多岐にわたります。
こだわりはじめると、専用本を買う、ツールを買う、講座を受講するなど、結局コストをかけることも珍しくありません。
また、最近はパソコン版の見た目だけでなく、スマホ版・タブレット版の見た目も調整が必要なので、作業量は2倍以上になっています。
ホームページ制作は、目に見えない箇所の仕事も大切
さらに、検索にヒットさせて結果を出すためには、目に見えない部分の調整も必要です。
ターゲット選定、キーワード選定、検索にヒットさせるためのSEO対策などがあげられます。
多くの人が、自分の事業の看板となるホームページなので、当然ながら妥協せず取り組むことになります。
しかし、そこにかける時間があったらもっと他に、本業においてできることがあり、より費用対効果の高い仕事ができる可能性が高いです。
自分の持ち時間をどこに投資すれば、一番ベストな結果が得られるかというのは、しっかり考えておくべきポイントです。
特徴2、途中離脱で時間・努力が水の泡になる。
ホームページ制作を自分で途中までやってみたけど、細部がうまくいかない、収集がつかなくなったというご相談も多いです。
- パソコン表示はいいんだけど、スマホ表示はうまくいかないなど。
- 途中から引き取ってやって欲しい
- ここのやり方をレクチャーしてほしい
といったものです。
実際に、引継ぎ依頼などでご相談いただいた段階で内容を拝見すると、基礎や土台がちゃんと組まれていないことも多いです。
つまり、土台が安定しない基礎を途中活用して、家を立てても、設計がもろいのでいい結果が期待できません。
家を建てるときでも、基礎・土台はちゃんと時間をかけて工事をしますよね。
ホームページでも全く同じで、土台がちゃんとしていないと、危険な設計となります。
ウィルスが入りやすい、表示速度が遅い、更新により成長させることができない、スマホやタブレットで表示がくずれるなど、さまざまな問題点が起こります。
やはり、ホームページをいつでも、どの媒体でも、完璧に表示させるには、土台をしっかり組む作業は欠かせません。
特徴3、自分のHPなのに競合の広告が入ることも
ホームページを自分でつくるためには、専用のホームページ作成サイトを使うケースも多いです。
その場合、ホームページ作成サイトにおいては、他社の広告が入ってしまうことがあります。
ホームページは、インターネット上の自分の事業所でもあります。
自分の事業所の中に、他社のチラシ・パンフレット・ポスターなどの広告物を置きたい人はいないですよね。
最近の広告は、内容を精査して表示している、現在の表示している内容に連動して表示されるため、おもに競合他社の広告が表示されることになります。
結果、せっかく訪れたお客様が、クリックで競合他社のぺージにいってしまうのです。
無料ホームページ制作サービスは、広告費でなりたっていることも多いので、実際、この広告の問題点をしっかり把握しておくことも大切です。
自分の事業所には、しっかり自分のお店だけのアピールをして、魅力を伝えることが大切になってきます。
サービス終了のリスク
自分でホームページをつくった場合、制作したサイトのサービス提供が終了すると、見られなくなるリスクがあります。
実際、長く続かないサービスも多いです。
つまり、せっかく頑張ってホームページをつくって、公開していても、おおもとの会社がサービスを終了してしまっては、元も子もありません。
そのためには、やはり他の制作サービスではなく、自分が自前でホームページ管理の主導権をもっておくことが欠かせません。
結論から言うと、貴重な時間は本業に集中投資して、ホームページ制作は専門家に任せるのがベストな選択肢と言えるでしょう。
もちろん、自分で作れる方は自分でつくってもいいですが、使うべき時間のこと、時間の優先度については検討しておくのがおすすめです。